人工空気とは、無菌・無人化された原料から作るクリーンな合成空気です。手術室やICUなどでの二次感染防止に適しています。ドライであるため、配管内の雑菌繁殖や錆発生などに起因するトラブルが防げます。また、圧縮機と異なり、潤滑駆動部から発生する振動や騒音がなく、駆動部からの有害物質（油、フッ化物、カーボンなど）も発生しません。当社の遠隔監視システム「Hi-BIRD」により、24時間の監視体制で安定供給を実現します。

超高圧スペック製品の評価用に、大気圧から150MPaまで、自動で繰り返し昇降圧できる油圧駆動の耐久試験装置です。試験回数、試験圧力、繰り返し時間は任意に設定できます。

各種ガス試験の仕様に合わせ、圧力、温度、流量をコントロールしながら、ガスを供給することができる装置です。
右の写真は、混合ガス（H₂、CO、CH₄、N₂）を流量100kg/h、温度370℃、圧力0.5MPaで試験装置に供給するもので、スーパーヒーターで過熱蒸気を作り、熱交換器を通してガスの温度を上昇させます。また、三方制御弁で昇温ガスと非昇温ガスを混合することにより、任意の温度でガス供給が可能です。

遮断器操作用の圧縮空気を、ヒートレスドライヤーを通して、露点−60℃以下に乾燥させる装置です。

燃焼用の模擬ガス供給装置、混合ガスのカロリー調整装置などを設計・製作しています。
右の写真は、火力発電所向けのガスタービン試験設備にLPGと混合ガスを供給する装置です。
安定した圧力と流量での供給を実現しています。
単ガスから混合ガスまで、さまざまなガスの安定供給をご提案します。

液化低温ガスを利用し、工業・食品・医療関連向けに、小型から大型の低温冷却設備を設計・製作しています。

［サブゼロとは］

サブゼロとは、0℃以下のことです。焼入れ加熱時のオーステナイトは、冷却後も室温では残留します。この残留オーステナイトを強制的に固いマルチンサイトに変態させるため、室温を0℃以下まで冷やす処理をサブゼロ処理といいます。

［装置概要］

液体窒素貯槽から供給される液化窒素（以下LN₂）を、プログラム設定器に入力した温度勾配に沿って、温度制御弁で各ラインごとに独立制御を行います。

超臨界水中では、あらゆる有害物質が分解されます。プラスチックをもとの原料（モノマー）に戻し、再資源化することも可能です。

［装置概要］

有機物質を連続的に反応させる実証型タイプの装置です。 有機物質を大気開放状態から、加圧シリンダの交互運転により連続供給することが出来ます。

燃焼式の除害・脱臭装置です。大気汚染防止法に基づき、アンモニアなどの可燃・毒性ガスを除去します。また、工場の生産工程で発生する臭気ガスを、法律や条例で定められた除限値以下に処理することも可能です。

各種ガスの分析が可能です。
（ガス純度、不純物の測定、分解ガスの測定など）

・各種ガスの定量分析
・SF₆の分解ガス分析
・PFCの濃度測定
・ガス中の油分測定
・有機溶剤の定量分析
・ガス中のハロゲンイオン分析
・物質加熱時の発生ガスの分析
・露点測定
・ガス中のパーティクル測定

石油精製オフガスをはじめとする試験ガスの密度や粘性を、ヘリウム、アルゴン、炭酸ガスなど、2種から3種の混合ガスで模擬。任意に混合した高圧ガスを製造することが可能です。